以前病気をしたときに、モニターを通して、初めて「自分の心臓」を見ました。その時の驚きと感慨は忘れられません。「キミが、私の心臓だったの?嬉しい時も、悲しい時も、寝ている時も、一瞬も休まずに、私だけのために、何十年も働き続けてきてくれたんだ。こんなにも力強く、全身全霊で・・・。」私は私のなかに、心臓くんという「もう一人の私」がいて、生まれた時からずっと一緒で、私を一切否定せずに、一瞬も休まずに全力で応援してくれている!という感覚に包まれたのでした。