昨日申し上げましたとおり、芝大神宮と増上寺に初詣に行って参りました。芝大神宮では、気さくでサービス精神に溢れる神主さんがおられます。時々、参拝者の列に来られて、大幣(おおぬさ?)でお祓いをしてくださいます。そして気さくに新年のご挨拶を下さいます。お正月は神主さんの一番忙しい時期なのに、無料で積極的にしてくださいます。そして今日、高齢者が手すりにつかまりながら、石段を降りてましたら、その神主さんが近づいてきて「本日はご参拝ありがとうございました。気をつけてお帰り下さい。」と声をかけておられました。

私の私見での神主さんのイメージは、祝詞(のりと)は朗々とあげられますが、お札やお守りを頂くときは何とも無愛想な方が多かったのです。神社は商店ではないので、商売っ気たっぷりでとりもつべきではないのかもしれませんが、参拝者とて寒い中、遠方から来ているのですから、思いやりのある暖かい言葉を頂いたら、とても嬉しくなります。ましてや大幣でのお祓いは、特別なご祈祷などを申込んだ人だけが受けられることだと思ってましたから、もうサプライズです。本当にありがたく、幸せな気持ちになる初詣でした。

次に増上寺に参拝しました。先日申し上げました、美しい着物の女性は……残念ながらごくわずかでした。思えば、前回の初詣は元日でしたが、今年は2日です。やはり女性が着物で出かけるのは元日で、2日ともなると、もういつもの洋服になってしまうのでしょう。来年こそ、混雑覚悟で元日ですね。

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