運転中に突然腹痛に襲われました。このバイパスはしばらくコンビニなどはなく、しかも渋滞気味。目的地ははるか遠くです。ハンドルを握る手のひらは汗ばみ、肛門は全力で閉じておりますが、さらに強い圧力が下腹部を襲います。どうしよう。時間がない。

その時、車検屋さんが見えました。思わずそこの駐車場に突入しました。従業員さんはお客さんだと思い、丁寧にお出迎え。顔面蒼白の私はすかさず、「トイレ貸して下さい!」

間一髪で大難を免れました。優しい笑顔の従業員さんが仏様に見えました。私は丁寧にお礼を申し上げ、その場を去りました。

駅前や繁華街のコンビニなどではトイレを貸さない店もありますが、お客でもない者に笑顔でトイレを貸して下さったことに、心の底から感謝の気持ちがあふれました。もしも断られていたとしたら、私は人生最大級の地獄を味わったことでしょう。

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