人生の中では、「恥ずかしくてつらくて生きていられない」「こんな苦しい思いをするなら死んだほうがマシ」「とんでもない失敗をしてしまった。死んでお詫びするしかない」「生きている価値など、どこにも見いだせられなかった。」「なぜ自分だけこんな目に会うのか。」等々、自殺願望を持つことは、誰にでもあるのではないでしょうか。

恥ずかしながら私の過去を振り返りますと、親の命令での中学受験の失敗に始まり、高校受験の大失敗。今度こそと、またしても親の命令で○学部を目指せと、家庭教師をつけられたのですが、もうお分かりのとおり、親もアホなら子も大アホなのです。一浪の末、親の希望とは程遠い大学に入ったのでした。今度は父親がガンになり、企業に就職せずに親の自営業を継ぐこととなったので、世間知らずの私は恥のかき通しでした。私の実家は田舎なので、つねに町中のウワサが絶えない迷家でした。(本日はこのくらいでご勘弁を!)

死んですべてをリセットできたら、と、何度思ったことでしょう。でも後年、親戚の叔父が、「よく頑張ったな!」と言ってくれた時、涙があふれました。

何も結果を残せなくても、いつの間にか自分には「根拠なき、生きる自信」が備わり、人生がとても楽しく思えるようになったのです。もちろん、今は親を恨みにも思いません。

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