夜の国道を運転中に、黒っぽい動物が横断しました。驚いて車を止めると、道端にタヌキがいて、こちらを見ています。東京近郊のベッドタウンにもタヌキがいたんですね。近くの川の河川敷に住んでいるのかもしれません。何より無事で、ほっとしました。
そして昔見たジブリ映画「平成狸合戦 ぽんぽこ」を思い出しました。
宅地開発のために自然を破壊し、動物たちのすみかを奪っていく人間たちにはどうしても勝ち目が無く、最期を悟ったタヌキたちは、念力(?)を集結して、人間たちに美しい幻を見せます。
そんなことをしても何にもならないことは、タヌキたちにもわかっているのですが、その生きざまには心打たれるものがありました。(終盤で流れる七五調?のナレーションにも涙を誘われました。) 数あるジブリ映画の中でも特に好きな作品の一つです。
今日のタヌキも、人間たちと戦った生き残りの子孫かもしれません。
本日もご覧頂きまして、ありがとうございます。