妻は「もしも日本が攻撃されるような事態になったら、手遅れになる前に、どこの国に逃げようか。」と考えているようです。海外のどこにもあてがないのですから、それは自ら難民になることだと思います。

伝え聞いたお話ですが、東日本大震災で原発が爆発したときに、現在の上皇陛下の側近の方が、京都御所へ避難されては、と申し上げましたら、「日本が大変な時に、国民が命がけで頑張っている時に、自分たちだけ避難するわけにはいかない。」という内容のお言葉で、側近の方をお叱りになったそうです。このような陛下のおられる日本の国民でありますことを、誇りに思います。

かたや、真っ先に沖縄に逃げて行った、当時の私の知人がいました。生き方は人それぞれ自由ですが、彼とは音信不通です。

さて、これは妻から聞いたお話ですが「美」という漢字は、羊と大が重なっています。この語源は、羊の群れがオオカミなどに襲われたときに、一番体の大きな羊がオオカミに立ち向かい、命を捨てて戦っている間に羊の群れを逃がしてあげます。その姿が「美しい」ということなのだそうです。おい妻よ、君の名前にも「美」があるではないか。

私も、世界平和の到来を強く願います。自分の命、大切にしたいです。このような世界情勢となって、美しい生き方とは、本当の愛とはを、考えさせられたのでした。

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