日頃の思いがつのりまして、国家安泰と世界平和を祈りに、茨城県の鹿島神宮を参拝しました。ここは私にとってご縁がある神社です。初参拝は小学生の時。その時に出会った境内の鹿がかわいかったのを記憶してます。(いまも鹿たちは元気です) その後も遠方ながらも、折に触れて何度か訪れておりました。

昔父からの、「鹿島神宮は香取神宮とともに武の神様で、国土を守っておられる。特に鹿島神宮はお宮が北向きなので、特に北方に目を光らせておられるかもしれないね。」という話を思い出しました。

大鳥居をくぐると、令和の大改修のお知らせ看板があり、急に思い立って、社務所にて奉賛金を納めさせて頂きました。そして拝殿に向かいそこで参拝。その後、奥宮(おくのみや)に進みます。鬱蒼とした森の中、何度か立ち止まり、深呼吸をしました。二千年以上の歴史ある森の氣は圧巻です。そしてその参道は玉砂利でも石畳でもない、土の道です。柔らかな大地の感触を足の裏に感じます。

奥宮は、鹿島の神様の荒魂(あらみたま)、つまり激しさMAXの恐れ多いお宮ですので、お願い事などはせずに、感謝のみを思いました。

参拝を終えて車に戻り、奉賛金の記念品として頂いた袋の中を見たら、思いがけず鹿島神宮の御札が入っておりました。しかも「鹿島神宮荒魂宮」とあるではありませんか。普通の御札とは別に、荒魂の御札があることは知りませんでしたので、驚きでした。鹿島の神様の強力なパワーを頂けたような、うれしさとともに身の引き締まる思いにて、社殿の方角に頭を下げたのでした。

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